【ボルトと接触事故?!】 セグウェイのまとめ [旬な話題]
ボルト選手とセグウェイに乗ったカメラマンとの接触事故が話題ですが、7月から日本の公道で走れるようになったそうです。
では、セグウェイとはどんな乗り物でしょうか。
セグウェイについてまとめてみました。
【ボルトと接触 動画】
問題の動画を見ると、北京で撮影に使用していた「セグウェイ」という、左右にタイヤのある乗り物に乗ったカメラマンが、ボルト選手に接触したという内容でした。
動画で見て感じたことは、後ろから足をすくわれるように接触した際、ボルト選手は後方に回転しながら、後ろ受け身のような形で瞬時に対応していました。
一方、カメラマンはしばらく起き上がれず、身体能力の違いが良く分かる動画でした。
ボルト選手のようにはいかないかもしれませんが、普段から運動することにより、いざという時に体が柔軟に対応できるようにしておきたいものです。
何れにしても、被害者であるボルト選手のケガが大事に至らず良かったです。
【日本のセグウェイ】
このセグウェイですが、日本ではどのような扱いなのでしょうか?
先ず、日本でのセグウェイは、個人の販売は行われていないようです。
また、当初の利用範囲は、公道での使用は不可ということでしたが、2015年7月10日に国土交通省と警察が、全国の公道でセグウェイなど立ち乗り電動二輪車の走行実験ができるように、道路運送車両の保安基準などを改正しています。
ただし、実施に当たり条件があり、誘導員の配置や道路の使用許可が必要なほか、最高速度が毎時10キロメートル以下として安全を考慮しています。
今回の、道路運送車両の保安基準改正にあたり、これまで茨城県つくば市と愛知県豊田市の公道(国の構造改革特区に認定)で走らせ事故はなかったようですが、北京で起きたボルト選手とカメラマンとの接触事故の動画を見ると…
【安全なの? ルールは?】
走行中にセグウェイのタイヤが縁石に乗り上げた場合、コントロールを失い乗り上げた逆の方向に行く可能性があり、周囲の歩行者や、自転車との接触が懸念されます。
自動車は、専用の道路があり、道幅も規格化され、道路は凸凹がなく、運転者も逆走をしない、真っすぐに走る、急発進、急ブレーキをしない、といったルールのもとヒトへの安全が担保されています。
では、セグウェイのルールはどうでしょうか、自転車より重量があり、動力源も人力ではなく電動です。形状も横型二輪と道幅を必要として、自転車とは大きく異なります。
運転感覚も異なり、自転車は前後に強く左右は不安定に対してセグウェイは前後が不安定で左右は安定で正反対です。
同じ感覚で走ればヒトや、自転車などと接触事故も起きるでしょう。
もし、中国と同じ物であれば、セグウェイにも何らかの対策が必要と感じました。
【ウィキペディアでは】
搭乗型移動ロボット:セグウェイの利用条件は、16才以上で自動二輪車免許又は普通自動車免許を持っているものと記載がありました。
【メーカの利用条件】
そして、セグウェイジャパンの利用条件を調べてみました。
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・年齢制限 (16才以上)
・体重制限(45kg以上、118kg未満)
・その他制限(ハイヒール等の運転に適さない靴での乗車)
・酒気を帯びている方 ・妊娠中の方
・その他(健康状態がセグウェイの乗車に適さない方)
※一部のレンタル会社や並行輸入業者などでは体重制限に満たないお子様を乗せているケースがありますが、メーカーが推奨する利用範囲を超えております。そのような誤ったご利用方法は危険ですのでお止めください。
・ヘルメット着用
→セグウェイに乗車する際は必ず着用して下さい。
・講習の受講-
→セグウェイをご利用頂く全ての方はインストラクターによる講習を受けて頂きます。
・セグウェイ保険への加入
→セグウェイをご利用頂くには(Segway保険[GK]又は同等保険)に加入頂きます。
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アクセス先:http://www.segway-japan.net/important/condition.html(セグウェイジャパン 最終アクセス2015年8月31日)
【セグウェイの展望】
セグウェイは、今後庶民にも身近な乗り物になりそうですが、安全の担保は現在運転者に委ねられ全自動化はなさそうです。
調べた結果、ウィキペディアには『搭乗型移動ロボット』と記載がありましたが、ロボットの定義に(人間に危害を加えない)と学生の頃に習った記憶があります。
なので、ロボットという名称を使うならば、人工知能を搭載した安全な乗り物であってほしいと感じました。
現段階では、車の運転と同じで、ヒトに危害が及ばないように、安全のためのルールを運転者が守る必要があるようです。
今回の件で、気になるのは、接触事故の後にボルト選手のスパイクシューズが紛失したと、どこかの記事に書いてありましたが、陸上選手にとってとても大切な物、間違いであってほしいところですが…
何かアクシデントがあった時に、その行動や対応からたくさんのことを学べるようにしたいものです。
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